ダイエットの天敵、レプチン抵抗性をコントロールしてダイエットを成功させよう

「食べる量を減らしているのに、なぜか空腹が強い」「一度痩せても戻ってしまう」——その背景に関係しやすいのがレプチンというホルモンです。
大坂貴史 2026.02.22
サポートメンバー限定

レプチンは「食欲のブレーキ」を担うホルモン

ダイエットがうまくいかないとき、多くの人は「もっと我慢しないと」「意志が弱いのかも」と自分を責めてしまいがちです。しかし、体重には“守ろうとする仕組み”があり、そこにはホルモンが深く関わっています。その代表がレプチンです。レプチンは主に脂肪組織から分泌され、脳に「体にはエネルギー(脂肪)が十分ある」と知らせます。上手く働くと食欲が落ちやすくなり、エネルギー消費も保たれやすくなります。つまり、レプチンは「食欲のブレーキ」の役割を持っています。ところが、肥満傾向が続くとレプチンが十分に出ていても、その信号が脳に届きにくくなったり、届いても反応が鈍くなったりすることがあります。これがレプチン抵抗性です。ブレーキを踏んでいるのに効きが悪い車を想像すると、理解しやすいと思います。肥満でレプチンが高いのに食欲が強い、という“ねじれ”は、臨床・研究の両面で典型的な現象として整理されています。

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、3615文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

提携媒体・コラボ実績

サポートメンバー限定
犬や猫を飼うと健康になる?
サポートメンバー限定
米国の新しい食事ガイドライン(2025–2030)はなぜ炎上しているの...
サポートメンバー限定
熊の脂は牛脂より「健康的」なの?
サポートメンバー限定
高尿酸血症の治療に「プリン体制限」はあまり意味がない?
サポートメンバー限定
睡眠のための運動はいつしたら良いの?
サポートメンバー限定
糖尿病を持つ人は果物を食べてはいけないのか?
サポートメンバー限定
コレステロールは体質だから、生活を変えてもムダ?
サポートメンバー限定
ごはんを食べると眠くなるのは、血糖値があがるから?