GLP-1受容体作動薬が色んな病気や依存症へ効く!?

糖尿病薬であるGLP-1受容体作動薬の新しい研究結果について解説します
大坂貴史 2024.10.29
サポートメンバー限定

GLP-1受容体作動薬(GLP-1RA)とは?

みなさん、こんにちは。糖尿病専門医の大坂です。

GLP-1受容体作動薬(GLP-1RA)は、2型糖尿病の治療に広く用いられる薬剤です。GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)は小腸から分泌されるホルモンで、食後の血糖値上昇に応じてインスリン分泌を促進し、血糖値を抑える働きを持っています。また、消化速度を遅らせることで満腹感を長続きさせ、食欲抑制にも関与するため、肥満や過体重の患者において体重減少効果があり、一部の薬剤は肥満症治療薬として保険で使用できるようになっています。

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、3513文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

提携媒体・コラボ実績

サポートメンバー限定
運動を続ける上で大切な事
サポートメンバー限定
肥満は自己責任?
サポートメンバー限定
運動はいつするのが良いのか?
サポートメンバー限定
健診で腫瘍マーカーは意味がある?
サポートメンバー限定
マグネシウムのサプリの効果は?科学と飲み方を徹底解
サポートメンバー限定
ダイエットに超加工品は避けるべき?本当に大事なこと
サポートメンバー限定
2型糖尿病を治すには?カギは肝臓と筋肉
サポートメンバー限定
痩せたかったら水を飲め?:代謝・食欲・排泄に効く魔法