ストレスと血糖値の関係: なぜストレスで血糖値が上がるのか

ストレス貯めるのは良くないから食べる!は正解なのか?
筋肉博士(大坂貴史) 2024.08.13
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皆さんは日々の生活でストレスを感じることがあるでしょうか?仕事や家庭、学校など、現代社会では多くの人が様々なストレスにさらされています。ストレスがない人など、この現代の日本にはいないのかも知れません。そんな中で、「ストレスで血糖値が上がる」という話を聞いたことがあるかもしれません。今回は、なぜストレスが血糖値を上昇させるのか、その医学的な理由をわかりやすく解説します。

ストレスとは何か?

まず、ストレスとは何かを再確認しましょう。ストレスとは、身体や心に負担がかかる状態を指します。これは、物理的な負荷(重い荷物を持つ、長時間の運動など)というよりは、精神的な負荷(仕事のプレッシャー、人間関係のトラブル、試験の緊張など)について意味をすることの方が多いと思われます。ストレスがかかると、体はその状況に対処するために様々な反応を示します。

ストレスに対する体の反応

ストレスに対する体の反応は「闘争・逃走反応」と呼ばれます。これは、危険な状況に直面したときに体が自動的に準備を整える反応です。例えば、森の中で突然クマに遭遇したとしましょう。この時、体は直ちにアドレナリンやコルチゾールというホルモンを分泌します。これらのホルモンは心拍数を上げ、筋肉にエネルギーを供給し、逃げるか戦うための準備を整えます。

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